タバコを自販機で購入するためにその昔に導入されたタスポカードの仕組みですが、関連する通信サービスが終了するのでタスポもやめることに決まったそうです。
26年3月以降は、自販機を管理する小売店によって、引き続き自販機販売を続けたい場合は財務省が認定した成人識別装置を取り付ける必要があります。
さて当の当店はどうするか?
そんなことはいまの段階ではわからないので、状況を見ながら判断するというぐらいしかないですが、そもそも今あるたばこ自販機もメーカーは手放していっているほうなので、タスポの仕組みも辞めるのは自然の流れなのかなぁという感じがします。
なので最終的には小売店の判断という事になりますが、小売店的な考えをいいますと、自販機での販売は非対面であるし、人件費かからないし、販売手法としてはいいものであるのは確かです。
なので、できることならたくさんはいらないけど24時間開けてないお店だったら店舗に1台とかでも持っておきたいかなぁというのは本音かもしれません。
そこでひとつ気になったのは、今後、財務省の認定メーカーが提供することになる成人識別カードがどれだけのものなのかではないのかなというところです。
酒屋あるあるでは、昔、酒屋でお酒の自販機をおいていたところは成人識別装置のついていない自販機以外ではお酒の販売をしてはいけないとなったときに一度経験した話を思い出すのではないでしょうか?
当の当店もリースを組んで新しい自販機を買って、成人識別装置付きの自販機を買ったことがありました。その性能の適当っぷりといったらまれにみるいい加減さでした。夜間はインターホンで対応するとかそんな機能までついていたので、そんなことでは手間が減らないということで、1年たたずに酒の自販機を撤廃したことを覚えています。
さすがに今回の対応がそのようなことの再来になることはないと思いますが、「成人識別装置」と聞くとそんなことを思い出す酒屋あるあるがございます。
そんなこんなで、若干当方は成人識別装置を導入してまでのたばこの自販機販売は難しい見方をしております。
あと5年で田舎小売業がどのような進化を遂げるか、そのあたりにも期待しながら見守っていただければと思います。
最後までよんでいただきありがとうございます。
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